実践的なバックアップガイド

Lecternを新しいスマホへ移す

Lecternはすべてを端末の中に置いておきます。それが狙いであり、同時に、読書を持って行かなければ新しいスマホは空っぽから始まるということでもあります。バックアップのファイルひとつが、進み、ハイライト、設定、音声の選択、カタログを運びます。作り方と、戻し方をどうぞ。

短い答え

古いスマホで 設定 → データと同期 → 読書の進みのバックアップ → 書き出し、あとで見つけられる場所に保存します。新しいスマホでは、まず本のファイルをコピーしてから、同じファイルを読み込み、戻したいものにチェックを入れます。

バックアップに入るもの、入らないもの

対象バックアップ補足
読書位置とセッション常に入るファイルの中心であり、バックアップを取る理由そのもの。
ハイライト、メモ、しおり常に入るそれが属する本と一緒に移動します。
アプリと読書の設定チェックすればテーマ、書体、余白、行間、聴くときの好み。
選んでいた音声チェックすれば選択だけで、音声モデル本体ではありません — 下記参照。
あなたのカタログチェックすれば名前とアドレス。パスワードは意図的に残します。
本そのもの入らないファイルはあなたのもの。別途コピーしてください。
ライブラリのフォルダーと同期フォルダー入らないフォルダーの許可は別の端末では意味を持ちません。

古いスマホをバックアップする

  1. 設定を開く。 下のバーで設定をタップし、データと同期の項目を開きます。
  2. 「読書の進みのバックアップ」を探す。 同期の設定の下にあり、書き出しと読み込みのボタンが並んでいます。
  3. 書き出しをタップする。 Androidが保存先を尋ねます。このスマホの中だけにならない場所を選んでください — クラウド、メモリーカード、あとで取り出すフォルダーなど。
  4. 確認を読む。 Lecternが書いた内容を報告します。たとえば「214件の位置、1320件のセッション、96件のハイライトを書き出しました」。
  5. 本も一緒に持ち出す。 バックアップに本は入りません。電子書籍のフォルダーをパソコンにコピーするか、アップロードしておきます — どのみちやることです。

新しいスマホで復元する

  1. 先に本を置く。 ファイルを新しいスマホにコピーして設定 → ライブラリでフォルダーを追加するか、Wi-Fi転送で送ります。先に復元しても構いません。その場合はスキャンが見つけるたびに、進みが一冊ずつ結びついていくのが見えます。
  2. 設定 → データと同期を開く。 古いスマホと同じ場所です。
  3. 読み込みをタップしてファイルを選ぶ。 ファイル選択画面にJSONが並びます。書き出したバックアップを選んでください。
  4. 戻すものを選ぶ。 読書データ以外も入っていれば、Lecternが先に尋ねます。読書の進みは必ず戻ります — バックアップとはそのためのものです。設定、音声の選択、カタログはチェックボックスなので、まちがったファイルを指しても設定が黙って上書きされることはありません。
  5. ライブラリが落ち着くのを待つ。 Lecternが復元した内容を報告します。スキャナーが本を認識した瞬間に、その本へ進みが載ります。

進みが正しい本を見つけるしくみ

Lecternは本をファイル名とサイズで見分けます。アプリの奥に隠れたidではありません。同じファイルをコピーすれば、位置もハイライトもしおりも、どの端末でも、どのAndroidでも、あるべき場所に戻ります。

だから引っ越しのあいだ、ファイルはそのままに。名前を変えたり、同じ作品を別のところから取り直したりすると、Lecternは新しい本として最初から数えます。失われるものはありません — 古い記録はバックアップの中に残っています — ただ、その二つは出会いません。

音声とカタログはもうひとタップ

バックアップが運ぶのはどの音声を選んでいたかであって、音声そのものではありません。モデルは65〜350 MBあり、無理なく動くかどうかはチップ次第です。新しい端末では、Lecternはあなたが望んだものを知っていて、Wi-Fiでのダウンロードを提案します。意図したタップであって、不意打ちではありません。

カタログのパスワードは決して入りません。古いスマホの中で、端末を離れない鍵によって暗号化されています。読み込まれたカタログは名前とアドレスを保ち、もう一度サインインを求めます。ダイアログも読み込み前にそう伝えます。

ファイルを使わず同期でもよい

2台が同時に手元にあり、すでにフォルダー経由で同期しているなら — クラウド、Dropbox、Nextcloud、ファイル選択で届くものなら何でも — 新しいスマホを同じフォルダーに向けるだけで、自分で追いつきます。バックアップのファイルはそれ以外の場合のためのものです。古いスマホがもう手元にない、あるいは他の何にも頼らない控えが欲しいとき。

よくあるつまずきの直し方

本はあるのに、どれも0%と出る

同じファイルではありません。版が違う、名前を変えた、別のところから取り直した — Lecternにとってはどれも別の本です。元のファイルをコピーすれば進みは戻ります。バックアップは何度でも読み込めます。

読み込みで何も聞かれなかった

そのファイルには読書データしか入っていなかったのです。古いバックアップか、バージョン1.28より前に書き出したもの。選ぶものがないので、そのまま復元されます。

まちがったファイルを選んでしまった

同期ファイルとバックアップは選択画面でよく似ています。ダイアログがあるのはまさにそのためです。チェックを空のままにすれば、統合されるのは読書データだけで、設定やカタログには触れません。

すでに本が入っているスマホにも復元できますか

できます。復元は置き換えではなく統合です。本ごとに新しいほうの位置が残り、ハイライトは上書きではなく追加されます。同じファイルを二度読み込んでも、二度目は何も変わりません。

バックアップのよくある質問

バックアップのファイルはどこに保存されますか?

あなたが保存した場所です。LecternはファイルをAndroidの選択画面に渡すだけで、どこにもアップロードせず、自分の控えも残しません。

バックアップの中身は自分で読めますか?

はい、ただのJSONです。読書データと設定が入っています。パスワードも本の中身も入っていません。

どのくらいの頻度で取ればいいですか?

機種変更の前に。よく読んでいて同期を使っていないなら、ときどきも。同期フォルダーを使っているなら、それ自体が動き続けるバックアップです。

メーカーやAndroidのバージョンをまたいでも使えますか?

使えます。フォルダーの許可のように意図的に外しているものを除けば、端末固有のものは入っていません。

古いバックアップも読み込めますか?

読み込めます。新しい版は古いファイルを読み、古い版は知らない項目を無視します。1年前のバックアップも今日そのまま戻ります。

読書を連れて行く

ファイルひとつで、新しいスマホが前のスマホのように感じられます。

入手先Google Play